施設への往診・訪問診療を希望される方へ

  • 施設の内科医(訪問医・嘱託医)と連携し、専門医が主に精神症状の対応を行います。
  • せん妄、認知症などの症状評価、および向精神薬の調整、精神科入院が必要な場合にも、精神科医からの診療情報を提供して入院調整を支援します。
  • 各種診断書(精神障害者手帳、自立支援診断書、年金診断書、後見診断書等)対応します。
  • 介護報酬上、精神科医療養指導加算を算定することができます。
1.認知症高齢者の薬剤調整

認知症の患者さんは, 周辺症状(BPSD)による幻覚や妄想, 徘徊や易怒性など, さまざまな精神症状を来します. また抗認知症薬自体の副作用として易怒性や食欲不振が生じることもあります。

精神科の薬の調整をする上で、

①新たな薬を検討すること
②不要な薬を減らすこと

の両面が重要です。
往診する中では施設の方と協働しながら適切な薬物療法をご提案します。

2.様々な精神症状への対応

高齢者の方には、うつや不安など、さまざまな精神症状がみられることがあります。
施設内で対応の困難な場合の精神科病院への紹介、また入院は要さなくとも、施設内でより健やかに安心して過ごすことができるような、関わり方の工夫や薬物療法的介入の方策について、精神科医として責任をもってご提案をいたします。
入院調整では各種精神科単科病院や大学病院などを含め幅広く連携を行うことも可能です。

3.内科嘱託医との連携

身体疾患、内服薬、環境変化など多種多様な原因でせん妄は生じます。施設で生じた夜間せん妄においては、原因の除去と環境調整を組み合わせることで改善がみられやすいです。

貴施設の内科嘱託医の先生とも連携して、身体科薬の調整、追加で必要な検査などを依頼し、必要であれば薬剤のご提案も併せてさせていただきます。

4.その他もさまざまなニーズに合わせた協力が可能です

認知症の評価…もともと問題のなかった方でも経過中に認知症症状が出てくることがあります。そのような方の往診での精査や、認知症疾患センターへの紹介など迅速にいたします。

各種診断書の作成…成年後見診断書含む各種診断書のご要望があれば必要な検査などを実施したうえで作成いたします。

施設職員さま向けのミニレクチャー…認知症、せん妄、向精神薬等、いままでに講演歴のあるものや施設職員さまの要望があれば別途実施いたします。

アクセス
谷町みきこころの診療所

〒543-0072
大阪府大阪市天王寺区生玉前町
1−13Tpgビル 谷町 2F

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診療時間

休診日:水・日・祝
木曜は児童精神科専門枠になっております。
金曜は隔週で午前診のみとなります。土曜は隔週で午前診があります。
詳しくはカレンダーをご確認ください。

◆大阪メトロ 谷町線・千日前線 谷町九丁目駅 ⑤番出口より 南へ徒歩1分。

◆近鉄 大阪線・奈良線 上本町駅から 西へ徒歩5分。(谷町筋沿い)

希学園個別指導塾の入ったビル2階です。

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